庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

2024年6月の草花と花木 1.大葉(青ジソ)~6.ギボウシ(ホスタ)

 

1.大葉(青ジソ)

2024.6.2 大葉

ひょっとしたら5月の末には開花していたかもしれません。

長い花穂ができているのは分かっていましたが、小さな白い花が開花したことに気付いたのが6月になってからでした。

何げに「大葉」と呼称していましたがシソ(紫蘇)には赤紫色の赤シソと緑色の青ジソがあり、青ジソの葉の部分だけを「大葉」と呼びます。

また、花が咲いている花穂は「花穂ジソ」などと区別されて呼ばれます。

その花穂が出来るとトウ立ちし大葉の風味がなくなるので、大葉を長く収穫したい場合は花芽を出来るだけ小さいうちに摘み取るようします。

開花時期はだいたい9月頃なのですが、随分と早い時期に花が咲いてしまい花芽がまだ出来ていない大葉の鉢がもう1鉢あるのでそこから大葉を収穫しています。

 

2.アジサイ

石積み花壇の水盤を挟んで左側に植えてあるアジサイです。

2024.6.4 左側アジサイ

こちらは水盤を挟んで右側のアジサイです。

2024.6.6 右側アジサイ

この2つのアジサイはスミレ色で似ていますが、花びらの形も中心の色合いも違い、どちらとも品種が分かりません。

毎年、左側のアジサイを紹介して右側のアジサイは紹介できていなかったので、今年こそはとはりきったものの、

両方とも花芽がなくもうこれ以上、花を咲かせそうもありません。

花が咲かない理由として剪定の失敗があげられますが、左側のアジサイは徒長して邪魔になる枝しか剪定せず、

右側のアジサイに関しては去年剪定すらしなかったので、剪定の失敗ではなさそうです。

他に考えられる原因は周りの樹木の生長により、例年に比べて日陰になる時間が増えたこと。

そして、地植えの場合、例年花が咲いていたら肥料を施さなくても良いのですが、右側のアジサイは去年も花付きが悪く

花壇に地植えしてから一度も肥料を施したことがないので、肥料不足が原因かもしれません。花が終わったら施してみようと思います。

 

3.ノミノツヅリ

2024.6.6 ノミノツヅリ

レンガサークルに生えた植物を調べている時、ナデシコ科ノミノツヅリ属の越年性(一年草)のノミノツヅリに小さな花が咲いていました。

越年草(えつねんそう):秋に発芽して越冬し翌年に開花結実する草本植物のこと。

角度的にそう見えるのかもしれませんが、花の中にまた小さな花(雄しべ)が咲いているように見えます。

花自体は5mm程の大きさでそれは小さな花ですが、

この葉も3~7mm程の大きさで蚤(ノミ)の綴(ツヅリ=綴織物の衣服)のように見えることからノミノツヅリとも呼ばれます。

 

4.常緑ヤマボウシ

2024.6.9 常緑ヤマボウシ

5月中旬には花を咲かせ5月末には開花宣言(花の紹介)をしようか悩み、自分がどのタイミングで紹介しているか考えてみました。

2024.5.13 / 2024.5.28 / 2024.6.9

5月中旬頃は花びらに赤味があり、5月末頃はクリーム色にグリーンが少し混ざったような色で宣言できる頃は真っ白な花びらです。

そして、花びらの色が白く変化すると同時に、花の形がお椀型から平らになるほど開いた時に開花宣言をしていたと改めて気付きました。

 

5.クガイソウ

2024.6.11 クガイソウ

ゴマノハグサ科(オオバコ科)クガイソウ属の宿根草(耐寒性多年草)であるクガイソウ。

草丈は花穂の丈も含んで100~120cmは育つ大型植物です。

今年、南側のコンクリートブロック塀を植物で隠すため選んで植えましたが、まだ50cm程の草丈で1株から茎が2本しか生えていません。

もう1株植えれば良かったと思いながら、風通しの悪いこの場所で無事育ちどれだけ草丈が高くなるか見てみたいです。

 

6.ギボウシ(ホスタ)

2024.6.11 ギボウシ

我が家の庭で花を咲かせるギボウシは葉が緑色のギボウシ2株と白斑入りのギボウシ3株で花の色も全て薄紫色ですが品種が分かりません。

一番早くに花を咲かせたのは庭の西側に植えているギボウシですが、

60~70cmまで伸びた花茎に2、3輪の花を咲かせほとんど蕾ばかりの状態で四方に倒れてしまいます。

他の株も順次開花していくのですがその間に雨も降り、大半の花茎が倒れ通路を塞いだり邪魔になるので切り花にして飾っています。

日当たりに比例して開花する順番が決まっているような気がしますが、花茎が長くなる理由も同じような気がします。