高さのある平板花壇の計画と準備。
高さのある平板花壇の作成初日。
高さのある平板花壇の作成2日目。
接着剤が乾くまで待つことになり花壇作成3日目に突入しました。
土入れ作業開始
花壇の内側に貼るタイルに塗った接着剤が乾くまで一晩待ち、カチカチになるほど固まってはいませんでしたがゴムのようになっていたので大丈夫だろうと判断し作業を始めます。
実は平板を購入した時にハーブの苗も一緒に購入しており、土づくりをする時間がないので「ハーブ専用の土」で済ませようとしていましたがまだ購入していません。
土づくりをする時間:土に土壌改良材などを混ぜ植える植物に合わせて土を作っていくのですが、肥料成分として元肥などを混ぜた後は1週間ほど土を落ち着かせる必要があるのですぐに植物が植えれません。また、肥料成分だけではなく土を落ち着かせる期間が設けられたそれぞれの土壌改良材もあります。
仕事があるので可能なところまで作業を進めたく朝一から始めたのですが、ホームセンターはまだ開店前で土の購入はできず、家(庭)にあった土を花壇に入れ始めました。
あまりお勧めしませんがプランター栽培の使用済みの土をふるいにかけ雑草や作物の根、ゴミなどを取り除き(雑草の種やウィルスなど取り除けない物もあります)花壇にその土を投入していきます。
使用済みの土を使用する場合、長年の雨で酸性土壌になっていることもあるので酸性土壌が苦手な植物のために、アルカリ性にする苦土石灰や消石灰などを土に混ぜ2~3週間落ち着かせる必要があります。
今回の使用済みの土は土壌酸度計で測って酸性にはなってなかったので何もしていません。
更に保管していた使いかけの赤玉土や腐葉土、バーミキュライトなどを掻き集め少しでも土の量を稼ぎました。
赤玉土:関東平野の火山灰層となる関東ローム層の赤土。赤玉土自体には植物の栄養となるなる成分は含まれていないが、「排水性」「保水性」「保肥性」「通気性」に優れている。
・排水性…水はけ・通気性のこと。
・保水性…水もちのこと。水分を一時的に保持しておく能力。
・保肥性…肥料を保つ能力。
腐葉土:落ち葉や枯草が分解して土壌となったもの。「保水性」「排水性」に優れており、土を柔らかくする効果がある。腐葉土は植物に必要な栄養素を豊富に含んでいる。
バーミキュライト:酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを主成分とする人工的に作られた土。「保水性」「排水性」「保肥性」に優れている。
早く土入れ作業がしたかったのもありますが、家にある土の整理と土代が少しでも浮けばと思って搔き集めてもこれでやっと6分の1程です。
花壇が大きいと土が大量に必要になるとは想像していましたが、それでも現実を見ると…。
土の購入
土の投入直後は空気が入り土かさが増していますが段々減ってくるので、花壇の縁から5cm下までは土を入れたいと考えています。
どれ程の土が必要か目分量で量り休み時間でばたばた土を購入してきました。
購入した土は園芸培養土170㍑・赤玉土小粒28㍑・ピートモス30㍑の計228㍑です。
ハーブ専用の土を購入する予定でしたがお店に袋数がなくしかも値段が高い。
急遽、購入する土を変更し今回は万能の園芸用培養土を購入しました。元肥入りなのですぐ使えます。
そして、園芸培養土にも赤玉土は混ざっていると思うのですが更に水はけを考え追加で赤玉土を購入しました。
時間が足りず下調べ不足で購入してしまいましたが、酸性のピートモスは必要なかったのではないかと投入後に植えるハーブの育て方を調べて気付きました。
園芸培養土:元肥入りでpH・EC調整済。ホームセンターオリジナルで調合原料不明。
・元肥…植物の苗や苗木を植え付けるときなどに事前に与える肥料のこと。
・pH…土の酸度。
・EC…土壌中の塩類濃度
ピートモス:水苔やシダなどが堆積されてできたもの。土の性質は強い酸性。使い始めは水が馴染みにくい性質を持っているが、一度水が馴染むとその後の「保水性」は非常に良い。
花壇の中に購入した土をまんべんなく投入しながら耕していきましたが、土の量がまだ足りません。
目分量ではなく土の必要量を計測しないとまた買いに行かないといけないという二度手間がこうして起こります。
その日は小雨が降り作業時間が押され足りない追加の土購入と土入れ作業もできず、こうして3日目の作業も終わりました。
しばらく花壇の作成作業に時間を取れないので間が空いてしまいますがハーブ苗が心配になってきます。