セッコク(長生蘭)
和名:セッコク(石斛)
その他の名前:セキコク、長生蘭(ちょうせいらん)
科名:ラン科
属名:セッコク属(デンドロビウム属)
セッコクは多年草で小型の着生ラン。
晩春から初夏に白や淡い桃色などの花を咲かせます。
花にはほのかに香りがあり、四季を彩る野生ランとして多く販売され、「長生蘭」の名で古典園芸植物として親しまれています。
譲り受けた大きなセッコク
2年前に鉢に仕立てられた白い花(薄っすらピンク色)を咲かせるセッコクをお義父さんから頂きました。
そして、去年の3月頃に今度は古木に着生させた幅100cm奥行き100cm高さ100cm程(古木と苗を合わせたサイズ)に仕立てられたピンク色の花を咲かせるセッコクをお義父さんから譲り受けたのです。
鉢(高さ約20cm)と比べて見たらどれだけ大きいかが分かります。
ベースの古木だけでも幅約80cm程あり、それに水苔を張り付けネットが被せてあります。そこに、セッコクの苗が着生され節が成長し玉のようにが広がってもうベースの古木もほぼ見えなくなっています。
持ち運びがしやすい今の内にと花が開花する前に自宅まで持って帰って来たのですが、まだ設置する場所を考えてなくとりあえず庭の西側で駐車場の裏になる石張りの上に夫が日曜大工で使用する馬の上に渡して置いていました。
設置場所としては広いスペースで問題はないのですが、建物の陰になり室内からは折角の綺麗な花を見ることが出来ず、道路からも車が遮り見ることが出来ません。
あまりにも大きく一人で簡単に移動することも出来ないので、慎重に花を愛でれる場所を検討していました。
北のサービスヤードにセッコクを飾る台作り
北のサービスヤードには3個のゴミ箱があり、デッキの空いたスペースにフジやセンリョウの鉢植物を置いていました。
それらの上部がぽっかりと空きデッキの目隠しである木塀があるだけで、室内からもっと緑が見えるようにしたいと思っていた私は、目隠しの木塀からプランターを吊り下げ鉢栽培をしようか検討していましたがその植物が決まらず立ち消えしていました。
そんな事もあり、上部の空いたスペースにセッコクを飾れないかと考えたのです。
夫がデッキの隅にはまるように三角形の土台を作り、高さ100cmの木塀の位置に打ち付け左のみ脚を付けました。
また、セッコクが弾みで落ちないように古木と土台をビスで留め固定しています。(土台を作った当時は金属の網棚はありません)
高い位置に取り付けたのでキッチンはもちろんダイニングからもセッコクを見ることが出来、デッキの目隠しより少し上にセッコクが覗くので道路からもお花を見ることが出来ます。
そして、土台の下にはゴミ箱を置くことも鉢植物を置くことも出来ます。
咲き始めたセッコク
サービスヤードのデッキ隅に設置してから4月中旬には花がぽつぽつと咲き始めました。
上の方から順に開花し下側にはたくさんの蕾を付けています。
表の花はこうして見ることが出来るのですが、裏側に咲いた花はデッキの木塀に隠れて見ることができず少し勿体ない気もします。
サービスヤードの植物たち(余談)
台形の形をしたデッキの隅がデッドスペース化となりつつある場所に、丁度、セッコクを設置することが出来、花が終わっても緑を楽しむことが出来ます。(ナイスな設置場所で自己満足)
そして、セッコクの土台の上に設置した金属の金網に(先程、別写真に写っていた金網です)鉢植物を置いてサービスヤード全体に植物を増やしている最中です。
その中で少し陰になり過ぎたのか写真下に写っている伸び放題で倒れている枝葉のセンリョウは今年、剪定をして小さくしたのでデッキ階段に移動する予定です。