鉢栽培をする理由や鉢の種類を考えるようになり
植物の植え替えと一緒に鉢の衣替えをして少しずつお気に入りの鉢を増やしていこうと思います。
素焼き鉢
常緑のブルーベリー・インディゴブルーはシルバーグリーンの葉色から紅葉し色の変化を楽しむことができるのですが、今は枯れたのか分からない状態になっています。
そろそろ植え替え時だったのでプラスチック鉢から苗木を取り出すと毛細血管のような根がぎっしり。土を崩すのも根を解すのも大変でした。
植物が大きく生長する度、植え替えの鉢も安値のプラスチック鉢を使ってきましたが、今回は一回り大きなグレージュ色の素焼鉢に植え替えをしました。
それまで植えていたプラスチック鉢は苗木を引き出す作業時に劣化が原因で割れてしまいました。
葉がすかすかになっているモクビャッコウ。
春になると芽吹くと信じ今までの素焼き鉢のサイズでは小さいかと、一回り大きなブルーベリーと同じ素焼き鉢に植え替えしました。
加工陶器鉢
ビバーナム・ティヌスも大きな黒いプラスチック鉢からお気に入りの石鉢(加工陶器鉢)に植え替えました。
万年青鉢(おもとばち)
万年青鉢とは、万年(まんねん)青々とし屈強な縁起物(=繁栄、長寿)といわれる植物の万年青(おもと)の青々とした葉を観賞する目的で愛でられてきた鉢です。
万年青鉢には以前、義父から貰った植物が植えてありその鉢にシロタエギクを植えました。
こういう機会がなければ存在すら知ることもなかったし使うこともありませんでした。
黒い楽焼に3つ脚の鉢でどちらかというと和風の雰囲気ですが、ぽっこりしたフォルムが可愛くシルバーグリーンの植物も良く映えます。
鉢のレイアウト
こうして庭にあるプラスチック鉢を少しずつ陶器鉢や素焼き鉢に植え替え、
小さいプラスチック鉢はハーブ畑に移動したり、素焼き鉢はレンガの小道へとレイアウトの変更もしています。
万年青鉢は日除けシートを立てるパイプに足がよく引っ掛かるので、そこに鉢を置いて目印にしています。
鉢植物がなくなって反対に物足りなくなっているような気もしますが…。
リメイク鉢
好みの鉢を探して見つけてもグレー系の素焼き鉢直径30cmで4000円台。
正直、お高い…。
好みの鉢ばかりを揃えるとなるとお財布が寂しいことに。
そしたら、リメイクでもしてみようかな?
【鉢のリメイク方法】
ホームセンターで購入した直径30cmの素焼き鉢1480円と水性塗料1780円。
塗料の色は「スレートグレー」
(水性塗料は完璧に乾けば、雨水に当たっても流れ落ちることはありません。)
そして、自分が塗りやすい毛幅の刷毛を用意します。
水性用の刷毛でも万能刷毛でも良いと思います。
- 価格: 154 円
- 楽天で詳細を見る
塗料が塗り台に付かないように鉢の下に敷くビニールなども用意します。
新聞紙などは塗料と一緒に乾いた場合、紙が鉢に付着してしまいますので注意。
まずは鉢をひっくり返して(底が天井になるように)刷毛で底面から塗ります。
私は大雑把なので直接、塗料缶に刷毛を入れて塗りますが紙皿などに移して塗っても良いと思います。
鉢周りも塗りやすい際まで塗ります。
乾いたらひっくり返し今度は縁周りや残った鉢周りの際も塗ります。
縁から5cm下の内側も塗ります。
(鉢の縁ぎりぎりまで土を入れないと思うので鉢の内側の色も見えます。)
選んだ塗料が思ったよりグレーでモルタルチックになってしまいました。
我が家の庭と雰囲気が合わないので更に追加塗装をします。
そこで、以前から持っていたミルクペイントの「ヘンプベージュ」を
スポンジでトントン叩きながら塗ります。
(トントンする理由は先に塗ったグレーの色もわずかに残したいからです。)
スポンジは食器洗浄用のスポンジで構いませんので自分が握りやすく塗りやすい大きさにカットして使用します。
また、今回は紙皿などに移して塗装した方が塗装作業はしやすいです。
鉢の内側も縁から5cm下までトントン。
トントン加減はお好みです。
最初のグレー鉢はどこにいったというぐらい、クリーム色の鉢になってしまいました。
今回はひっくり返して鉢底は塗りません。(見えないので)
そして、出来上がった鉢。
リメイクした鉢に地植えしているクリスマスローズの株分けも兼ねて植える予定でしたが、まだ植え替え時期ではないらしくリメイクした鉢を今すぐに使用することはなくなりました。