1.ヤブラン
8月に引き続き9月も我が家の庭の草花は少なく、そんな中、常緑多年草のヤブランの花は大変貴重です。
目立つ咲き方はしませんが、房になっている紫の蕾からそれは小さな可愛らしい花を咲かせてくれます。
今年はヤブランの株に全て花が付き、特にスイフヨウの木陰で咲くヤブランの花が一番花穂も長く色も濃く生長しています。
また、1年中葉を茂らせてくれるヤブランは、シャガや常緑アガパンサスなどの細長い緑葉に対して斑入りの葉を選んでいますが品種名までは分かりません。
2.シロハギ(白萩)
伐採される予定だったので我が家の庭に避難させたマメ科ハギ属のシロハギです。
落葉低木で生長したら1.5~2mにもなりますが、避難したシロハギはまだ小さく地際から生えた細い枝が地面に張り付き葉に泥が付いてしまいます。
避難した当初、シロハギが大きく生長した姿を確かめることもなくとりあえず空いている場所に植えてしまい
横に広がり枝垂れるようにこんもりと生長した姿やハギで作った綺麗な花のトンネルなどの画像を見て、
今植えている場所は狭いと分かっているのですが、移植できる場所がなく頭を悩ませています。
3.キンミズヒキ
他の植物の陰に隠れ中々目につくことがないのですが、黄色い花で気付いたキンミズヒキです。
キンミズヒキを植えた基準も私の好きな黄色い花が咲くことと葉の形が好みで選んだ苗で、
我が家の庭に植えているワイルドストロベリーやポテンティラの葉に似ていると思ったら同じバラ科でした。
さりげなく咲く花の姿は可愛のですが後2、3株は欲しかったです。
4.トキワハゼ
4月から10月までと長い開花のトキワハゼが、8月にメヒシバなどの雑草を除草したら5か月ぶりに姿を見せました。
今まで他の雑草に押され姿を見せなかったこともありますが、日当たりが良く乾燥しない場所が好みのトキワハゼにとって「乾燥」も原因と思えます。
草丈も高くならず可愛らしい花を咲かせるトキワハゼを、飛び石の隙間を埋めるほど繁殖させるにはどうしたら良いか考えています。
5.コニシキソウorニシキソウ
8月に30cm程も大きく葉を伸ばしたコニシキソウを大量に除草したと思ったら
また小さな芽のコニシキソウをあちこちに見かけ、何か白い点々が付いていると思ったら1mmもない花が咲いていました。
更に観察すると葉に模様がないのでニシキソウかもしれないのですが、中にはコニシキソウでも模様がないものがあるらしく
コニシキソウとニシキソウの違いが判断できる部位は、果実となる部分に毛があるかないからしいのですが、
種を作りたくないのでその確認は難しく、今咲いている花もいずれ種になり、それが庭に撒き散らかされたら更に来年は増えそうなので今の内除草します。
しかし、庭の同じ場所でコニシキソウを除草したら直ぐにニシキソウが生えてくるということがありえるのでしょうか?
6.トウテイラン
苗が倒れていて気付かなかったトウテイランにやっと花が咲きました。
今年は開花の時期も遅く花芽の量も少なく花穂も短く年々、株が弱くなっていますが、それでも株元には新芽が生えてきています。
目下の目標は真っすぐ上に伸ばした苗の姿か多少倒れてもこんもりと茂った姿になって欲しく、この場所が合わないのではないかと移植を考えています。
7.スイフヨウ
9月中旬には花を咲かせ始めたスイフヨウです。
邪魔になるからと周囲や低い位置の枝ばかり剪定しまい、2.5m程まで高くなった枝先に沢山の蕾を付けてはいますが、
ぽつぽつと開花しては花が萎み、花がらをつけたまま次の花がまたぽつぽつと開花するので、全体の1割しか花を付けた姿を見ていません。
遠目からではないと花の観賞がしづらく、偶然、花が隣家の方を向いて折角の綺麗な花を愛でることが難しいので、
写真を撮った時にベストと思えた1.8m程の高さ(上部写真の一番低い花の位置)から、来年は樹高2mに押さえたいです。
ピンク色のスイフヨウの花を見ると、いつも子供の浴衣で結ぶ「へこ帯」を連想させます。