庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

庭用物置と家庭用物置の自分の使い方に合ったサイズと家屋に合ったデザイン。

 

ネットで注文していた庭用物置が届いていたのですが、樹木や草花の植栽に夢中で大きな荷物がしばらくデッキに居座っていました。それらの作業も落ち着いたので、やっと物置の組み立て・設置作業を始めます。

 

石張りに段ボールを敷いてその上で組み立てましたが、駐車スペース1台分あれば組み立てれます。

説明書通りに組み立てれば何も問題なくサクサク進み、途中から物置を起こして組み立てる必要があったのでその時は夫を呼び手伝ってもらいました。いずれにしろ物置を設置する場所に運ぶため2人は必要です。

物置を地面に直接置かないようにコンクリートブロックなどで基礎を作ります。我が家は物置の奥行きサイズから、幅60cmの縁石を2本置きその上に設置しました。

また、物置が前に倒れないように物置の屋根後部に金具があるので、そこに別で購入したワイヤーなどを引掛け家屋等に固定します。

庭用物置 高さ155cm×幅92.7cm×奥行き50cm

上段に樹脂製の小さな鉢や受け皿、ふるいなど細々した物、軽い物を置いています。

中段は薬剤に肥料類、苦土石灰、作業靴も収納しています。

下段は土などの重たい物や中々減らないバーミキュライト、底石に水苔、下段に入るサイズの支柱などを置いています。

棚板の間隔は収納する物に合わせ自由に調節出来ます。

頻繁に使う園芸ハサミはこの物置に収納していますが(今ではデッキに置きっぱなし)、それ以外の庭用道具(園芸スコップ、草取りねじり鎌、刈込鋏、高枝鋏などの長い物)は道具置き場に収納している事は変わりません。

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庭用道具や農業道具、掃除道具などを収納する道具置き場を作ったのは、家庭用物置から出し入れするのが面倒で道具置き場を別に作りたかったからで、

他にも庭で使用する道具は道具置き場の横にある家庭用物置に収納していましたが、これらも庭づくりが進んで行くと道具も増え、家庭用の物を掻き分けながらの出し入れが面倒になって来ました。

何より家庭用の物と庭用の物を分けて収納したい。

肥料の油粕。放置していたらどうなるか知っていますか?ウジ虫が湧くんですよ。放置というよりそこに収納していた事に気付かず、こうなってしまったんですけどね。

だから、目が届くように物を把握出来る収納がしたい。

また薬剤や肥料など物によっては匂いますよね。特に夏など気温が上がるとたまりません。それが、家庭用物置内に匂いが充満し夫から苦情が出ます。

庭専用の物置が欲しかったという単純な理由もありますが、そう思いながらどこに設置するか悩み、庭の草木が増え草木の位置も定まって来たのでおのずと物置が置けるスペースは、畑がある東側に設置する事で決まり2年越しに購入する事が出来たのです。

 

圧迫感がある程大きくなく、でもそこそこ収納したいからそれなりの大きさで。

自分の身長より低く両手を広げた程の大きさがベスト。

(物を把握しやすい収納量)

我が家の庭にはお洒落な小屋のような物置は似合わないから、いかに目立たなくシンプルなデザインか。

また、周りに溶け込むような色。つまり周りから浮いて見えない色。

植物に合わせてグリーン系?

東側の家屋に沿って設置するなら家の外壁と同系色のライトブラウンにしよう。

購入すると決めてから注文するまでも長かったです。

 

以前住んでいた家にも幅3m奥行き2m高さ2m程の大きな外部物置がありました。

家の収納スペースが少なかったので頻繁に使わない物は物置に収納していたのですが、滅多に使用しない物を一番奥に、季節物は手前に収納し季節の変わり目毎に入れ替えをしていました。

また、夫の日曜大工で使用する道具や使用した木材の切れ端、これから使うかもしれない木材なども増えて行き、どんどん詰め込んでいました。

それらの物を春と秋に物置から全部取り出し、要る物要らない物を分別し処分出来る物は処分し、これから使いそうな物を手前に置いたりと出し入れしやすいようにカタカナの「コ」の字型収納にしそれなりに工夫はしていました。

それでもすぐ物が取り出せるなら問題ないのですが、実際、出し入れする時はコの窪みに入って探し滅多に使わない物を取り出す時は、夏はサウナ状態で暑く(断熱材のない仕様)、蚊は飛びゴキはいるし、夜は照明がないので取り出せず…。

物が多いというのも原因ですが、私たちの使い方に合わないサイズとよく分かったので新居の家庭用物置は、

幅305cm奥行き95cm高さ202cmの奥まで人が入らなくても物が見渡せる奥行きの浅い物置を設置することに夫婦で一致しました。

この奥行きが浅いと収納する物が多い場合は横幅を広くする必要があります。

物置を設置できる場所との兼ね合いになりますが、我が家は隣の目隠しにもなりデッドスペースに丁度設置が出来るサイズだったので助かりました。

ただ、この物置に収納出来るように物も大分減らしましたよ。

前の物置で滅多に使うことがないのに一応保管していた物。

今までの引っ越し時に使用した引っ越し業者の段ボール。大20枚・中30枚・小20枚程あったんじゃないかな?新居に引っ越しをした時、数枚は使用でき助かりましたが。引っ越し時に使用する養生シートもありました。

全ての家電の箱も発砲スチロール事残していたので畳まず保管(場所を取る)していました。ベビーベッドやベビーカー。チャイルドシートや子供が乗って遊んでいた室内用の乗り物。これ本当に使うの?と思うような日曜大工の材料。いろいろありましたが処分しました。

(ゴキブリは発砲スチロールを食べます。段ボールも食べたり卵を産み付けたりします。ゴキブリ対策は基本物置にこれらを置かないことですね。)

 

家庭用物置は家が建つまで検討する時間があったのでデザインに相当悩み、

お洒落な小屋ですが家のデザインと合わない。

ダーク系の色味やブラックで格好良いのもありましたが、それも家が黒くないし物置が浮いてしまいます。

簡潔に書いていますが何周したか忘れるぐらい巡りに巡って結局スタンダードなデザインにしたのです。

家庭用物置のデザインで相当悩んだので、庭用物置のデザインは決めやすかったですけどね。

 

 

最後に。

庭用物置サイズなら建具が両開き戸の方が、物の出し入れや物の把握はしやすいと最近思うようになって参考までに。

両開き戸:左右2枚の中央が開くようにしてある戸。