屋外に置いていたモンステラやガジュマルを11月下旬、アスプレニウムを12月頭に室内に取り込み、
まだ、屋外に置いている残りの観葉植物をこれから取り込んでいきます。
室内に取り込んだ観葉植物
※取り込んだ順に掲載。また、実際に取り込んだ日付と掲載写真の日付は違います。
■クッカバラ
暖かい国々原産の植物なので日本の寒い冬はあまり得意ではなく、最低気温5℃以上をキープするように育てます。
11月から開き始めたクッカバラの新葉がまだ完全に開ききらず色素も薄く、このタイミングで室内に取り込むと枯れる確率が高いので
極力、屋外で太陽光に当てておきたいところですが、今年初めて最低気温が5度以下になりそうな前日の12月上旬に室内に取り込みました。
取り込んだクッカバラには、葉が折れ変色し所々茶褐色の斑点がある大きな古葉が3枚程あり、
古葉を取り除くとぽっかりスペースができ葉数が少なくなるので剪定できずにいます。
また、今まで葉柄を支えていた園芸支柱や支えがなかったらどうなるか確認してみたく、取り外すと葉柄は倒れバランスも右に偏ってしまいます。
葉柄が倒れても葉数が多ければドーム状になって格好良いのですがね。
再度、園芸支柱や支えを使って葉柄を立たせ少ない葉を中心に集めボリュームがあるように仕立ててみました。
■ストレリチア・オーガスタ
最低気温5℃の気温に耐えることができ、関東地方以西の暖地では戸外での越冬もできますが霜に当たらないように注意する必要があります。
霜は最低気温が4℃以下になると発生しやすくなり、屋外でも上部に屋根がある軒下などに置き凍傷にならないように対策する必要があるのですが、
そもそも最低気温5℃が目安なら、霜が発生する気温になる前には室内に取り込まないといけなかったのではないかと、
屋外に置いてストレリチアを枯らした経験から、最低気温が平均して5℃前後になった12月中旬に室内に取り込みました。
長い柄と短い柄の差が大きい我が家のストレリチアはバランスが悪く、2本しかない長い柄が重なって生長しているので1本のように見え、
その重なった奥の葉が激しく割れ裂けているので剪定したいのですが、貴重な長い柄なので踏ん切りがつきません。
また、他にも割れたり裂けている葉がありそれらを取り除くとなると、唯でさえ少ない葉が更に少なくなるので躊躇ってます。
11月に開き始めた新芽も完全に開かず、もう1本はまだ閉じたままで、それらが展葉しても柄が短く格好良くなりません。
■シェフレラ
暑さに強く寒さにはやや弱い植物で、5℃程度の気温に耐えることできますが最低気温が10℃を下回る10月中旬から11月頃までには室内に取り込むか、
または、日本でも暖かい地域で雪や霜が降らなければ屋外で越冬できます。
また、気温が0℃より低くなってしまうと葉先が枯れてしまうこともあるので、その場合、室内の日当たりのいい場所に移します。
今年1月頃の枯れそうなシェフレラが
6月以降も少しずつ回復し、このまま屋外で育てるのか悩める程になりました。
今ではこんなに葉が茂りよく復活してくれたと褒めてあげたいシェフレラです。
シェフレラも地域によって屋外で越冬できるようですが、ストレリチアと一緒で霜が発生するよりも外気温が5℃程になったら室内に取り込むと安全です。
ただ、我が家の近所でシェフレラの露地栽培を見たことがあるので、冬の時期、屋外で栽培できるか知りたく、
完全屋外からせめて屋根あり屋外デッキに場所移動し、越冬できるか試してみようと思います。
念の為、株元にマルチングをし気温が0℃より低くなるか雪が降るなどする場合は、安全のため室内に取り込むことも考えています。
モンステラはよく見るのですがシェフレラの気根は初めて見ました。
■石化トキワシノブ
ある程度、寒さにも強いので暖かい地域なら屋外で越冬させることもできます。
しかし、-5℃を下回るようなら室内で管理し、外の気温が5℃以下になるようでしたら室内に取り込むと安心です。
トキワシノブは実際、庭で栽培しているものもあり、ここら辺の地域なら取り込むこともないような気がします。
枯れた葉がポロポロ取れ小さな新芽もありますが、12月は葉が少なくなるのでネコの手がよく見える状態です。
ネコの手:根茎が石化してネコの手のような形になったもの。
休眠期の冬の期間に植え直しをしようかと考えていましたが、猫の手がとぐろを巻くように伸びてもいないし鉢からはみ出してもないのでまだまだ必要なさそうです。
年内中はまだ室内に取り込む予定はありませんので、しばらく北側の屋外デッキで過ごす予定です。
※我が家は九州地方の平地です。取り込む時期は栽培環境によって違います。