大変悲しくてショックな出来事が…。
3月に植えたアセビの葉が萎れ茶色い葉がちらほらあり、
細い枝は「ポキッ」と音が鳴って折れる箇所もあります。
そして、アセビの右前に一緒の時期に植えたセンリョウも
茶色い葉はありませんが「しなっ」と萎れているのです。
アセビとセンリョウを植えたお話は下記をご覧ください。
葉に斑点や粉を吹いたりとかもなく枝にコブなどもありません。
そうなる原因のカビや細菌や害虫などではないことが分かります。
萎れた葉や茶色の葉から日が当たり過ぎて葉焼けを起こしたのかとも考えました。
アセビの栽培環境は午前中に日が当たる半日陰か日向が適し、
センリョウは明るい日陰が適しています。
庭は南側ですが隣家があるので半日影にもなります。
以前ほぼ同じ場所に植えていた半日陰から日陰のやや湿った場所が適地のカクレミノは問題なく育っていたので日が当たり過ぎるという問題ではなさそうです。
日当たりが問題でなければ乾燥や水はけの問題?
アセビとセンリョウだけ水をあげていないということも逆に水のやり過ぎということもなく、間違った時間帯の水やりもしていません。
水もち水はけを考えた用土に少し高上にして植え、土を乾燥させないために腐葉土でマルチングもしていました。
また、アセビ周辺は植えたり植え直したりと掘り起こしていますが排水性が悪いような粘土質も見当たらず、降雨後の地面が乾きにくいなど水はけが悪いということもありませんでした。
萎れているけどまだ残っている緑の葉としなる枝。
そして、水気があるように見える幹。危篤状態ではあるけどまだ生きている。
ありえないかもしれないけど家屋と家庭用物置の間から数時間差す西日がアセビとセンリョウに影響したのかも?
何もしないよりはした方が良いだろうとアセビとセンリョウに最後のあがきで寒冷紗を掛け西日対策をしてみました。
6月になり…、
アセビは復活する事もなく茶色い葉ばかりになりとうとう「枯れた」という状態になってしまいました。
これは掘り起こしてみて分かったのですが、アセビの根巻きが解れ覗いて見えたのが粘土質のような土で根が見当たりません。
そこで思い当たった事は、このアセビが「山採り」とあった事です。
山土の粘土質を含む土で根巻きをし、その中で水はけが悪く根腐れをしたのかもと考えられます。ただ、元々その粘土質のような土の山中で育っていたので問題はなかったと思うのですが、あまり日が当たらないような場所でも山中では上手く適していたのが、環境が変わり合わなくなったなどいろいろな原因が重なったのかもしれません。(憶測と結果論ですが。)
そして、寒冷紗を一緒に掛けていたセンリョウもまだ「しなっ」となって復活はしていませんでした。
このままここに植えて枯らしてしまうよりはと思い、鉢に移植し置場所を変えて救助しました。
後々、元気がなかった葉は元気になり黒いシミのような物が出来て葉焼けをした状態になりましたが、新たに芽吹いた葉は「しなっ」となる事もなかったので、センリョウは栽培場所が問題だったのかもしれません。